冬限定のあのひと。【18】

1日の日記(追記分)で少しお話した「別件で福岡行ってきた」話ですが。

福岡市
冬限定
梨は歴オタ(更にとうらぶユーザー)

という三点を鑑みれば皆さまお察し頂けるかと存じます。
今日はそのお話をしようかなって!

国宝・名物「圧切長谷部」見て来てみた。


ってことで。
福岡市博物館で毎年冬の一定期間のみ展示が行われる、皆さまお馴染みへし切さん、見て来ました。
ちなみに此方の博物館、日本号おじさまは常設展示していますので、冬に限らず是非!是非足をお運びくださいませ。
あと、超有名で教科書にも必ず載っている、これまた国宝の金印も常設ですよ!

ちょっと交通不便なのがネックだけどな。

冬限定の呼び声高いへし切さんですが、今年は1/5~2/4までの一か月間で展示されておりました。
ちなみに来年(平成30年)も、同じ日程で展示されるみたいなので、興味がある方は今の内に福岡行きのチケットをゲットですよ!!

わたし、今度は日光一文字の方が観に行きたいな…()


福博は、基本的にお写真撮影OKなので(勿論NGって書いてあるやつはだめだよ!)ガン見ののちに、あれこれお写真も撮ってみましたよ。
わたしが行ったときには、同じお部屋に日本号と圧切長谷部が並んで展示されていました。

まずは日本号


正面には展示を最前列で観る為の列が出来ていたので、真横から撮ることは不可能でしたん…。ホントに長大な槍です。
東京国立博物館で蜻蛉切の写し(大笹穂槍)も見たことがありますが、同じ大身槍であるとはいえ、正直、日本号の長大さってある種規格外です…。(蜻蛉さんの倍くらいあります)これ自在に操ってたとかまじ母里太兵衛さん凄いです。

まあ、蜻蛉切を振るっていた本多忠勝も割とトンデモ逸話の持ち主ですけどね!

蜻蛉切さんも本科は見たことないですし、御手杵くん(複製)も見たことが無いので、天下三名槍だと日本号しか見たことが無いってことになるのかな。


彫り物のアップ

まず綺麗です。そして細かいです。幅約3センチ程度の間に彫り物がみっしりあります。…狂気を感じる。
ちなみに写真では限界がありましたが、彫り物のあたりに刀傷があるって説明書きがありました。ちょっと混んでてずっと立ち止まってばかりいるわけにはいかなかったんで、きちんと見つけられてません。ので、またへし切さんが出てないシーズンに行きたいですね。常設展ですから!!



そして、冬限定の圧切長谷部。

鞘、金色ぴかぴかです。下に置いてあるのは鎺。


前知識無く行ったので、最初に観た瞬間、声にあがったのは「…え?」ってやつでした。
他でよくありがちな、「きれい」とかじゃなく。肌がどーとか刃紋がどうとかじゃなくって。
わたしもきちんとした刀の鑑賞の仕方を教わったのはここ最近の話なので、そうまで詳しくはない(せいぜい、しっかりとしたライティングされてる場所で肌や刃紋、匂いと沸の差がなんとなーくわかるくらい)ですけども、それにしたってこの刀は異質でした。

 
ひっしにその「特徴」を捉えようと頑張った写真。難しい


情緒もへったくれもなく、ただ第一印象を見たまま言ってしまえば、この刀は「全体的に曇っている」ように見えたんです。(見えただけです、実際は違います)

長谷部の打たれた南北朝時代、相州では「皆焼」という刃紋が流行したんだそう。
皆焼、というのは刃だけではなく、地金の部分にも焼きが飛んで入っているもの。(飛び焼きというそうですが)その為、地金の一部も、飛び焼きがある部分は白っぽく見えるんだそうです。

で、この圧切長谷部、という刀は、その飛び焼きがすごく多い。故に全体的に白っぽく粉をふいたように見える。という理由のようでした。
ちなみに実際の地肌は小板目の肌らしいんですが、ごめん、全くわからなかった。(まがお)


後から調べて以上のことがわかったので、まあ機会があればまた知識がある状態でみてみたいなーとは思います。…まあ、もう少し落ち着いてからかな?


そして、ぷちコラボしてたのでパネルと書き下ろしイラストが展示されてましたよ!

書き下ろしイラストは1Fホールの階段下にありました。

ちなみに福博さんは常設している日本号さん推しをとってもしてくださってて、このパネルの真横には日本号のレプリカが置いてあって、持ってみることが可能でしたよ!

めっちゃ重かったです…!

最近は3Dプリンタとかで造ったレプリカで、触れる展示とかがあったりするのが楽しいですよねー(*'ω'*)
九州国立博物館でも、火焔型土器のレプリカを触ることができました。ちょうたのしかった。


ぜひ皆さま、福岡へお運びの際には、福岡市博物館と九州国立博物館までどうぞ。
九博は天神から西鉄電車で行けるよ!!途中で一回乗り換えないと久留米のあたりまで行っちゃうんで気を付けてくださいまし。





どうでもいい話なんですが、きちんとした刀剣の鑑賞の仕方を軽くですけど教わって以降、あれこれ見てきた結果、「刀としての推し」刀派が出て来るんだから自分で面白かったです。

ちなみにわたし、兼定の刀剣が好きです。
歌仙(之定)も末兼定も観に行きましたが、どちらも好きでした。あんなに代があいてるのに、兼定は兼定なんだよなー…。


あと月山は別格。俊吉めっちゃいい、ほんといい。言葉を失うレベルで最高でした…。


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